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Creo Behavioral Modeling Extension (BMX)

設計検討、スマート モデル、外部プログラムの計算結果により設計を自動最適化

Creo Behavioral Modeling Extensionとは

外装を薄く、しかし強度はそのままで、というように設計に複数の要件がある場合、最適値の割り出しは、単調で時間のかかる仕事です。
必ずしも可能な組み合わせすべてを計算する時間を確保できるとは限らないため、適当な値が見つかったところで、それが最適値かどうかはわからない場合もあります。

設計検討機能を持つ Creo BMX は、その煩わしい仕事を自動化することができます。
設計要件を与え、検討部分を定義するだけで、後は Creo BMX が無数の設計案を自動的に解析し、最適な解を導き出します。


BMXででできること

設計変数の組合わせ検討

設計変数の組合わせを設定してモデルの最適化を実行できます。
例えば4つの異なるパラメータに対して5つの値を設定して、625通り全ての組み合わせを視認化、リスト化することが可能です。

組合せ結果の視覚化

設計変数の組み合わせを検討した結果をグラフで表示することが可能です。

最適化モデルの保存

最適化を実行したあとに、更に条件に合致する組み合わせの中から、更に他のパラメータに対しても条件を設定して、対象のモデルを取り出すことが可能です。

特徴と仕様

要件主導型の設計検討

設計要件を満たす拘束や軽量化などの条件により実現可能性を検討

スマート モデル

設計基準を保持するための高度な情報に基づき設計案を柔軟に検討

設計情報へ容易にアクセス

重量、反射角、質量特性、アセンブリ結合性情報などさまざまなモデル要件を定義

解析フィーチャーでトラッキング

ソリッド ジオメトリやキルトの構造解析中に、体積質量、最小クリアランスなどの値をトラッキング

主なメリット

設計の最適化

・要件を満たすさまざまな設計検討でモデルを改良
・軽量化と強度の両立など、複数要件を踏まえた設計の最適化で、製品コストを削減
・要件に基づく設計検討を自動化し設計時間を短縮
・外部ツールの計算結果を直接モデルに取り入れ、手作業でのデータ転送に伴うミスを削減

デモンストレーション

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